2011年4月25日月曜日

RMT問題の解決策となるか,「Global MU Online」で






 シリコンバレーのアントレプルヌール(冒険的起業家)としてはおそらく最年少であろう,12歳の少年が起業したRMT(リアルマネートレード)会社PlaySpan(関連記事)。なくならないゴールドファーマーに対し,オフィシャルにRMTを行ってその利益をデベロッパ/パブリッシャにも還元すべきだという最近の欧米での動きの下に起業された会社で,ゲーム内で,プレイヤーが安全かつ迅速にアイテム取引できるような基礎技術を提供することを目的としている。

 そんな中,ゲームポータルサイト「Gamers First」を運営するK2 Networkは,Gamers Firstを通じてサービスされるMMORPG「Global MU Online」(邦題 「ミュー 奇蹟の大地」)においてPlaySpanの技術を採用すると発表した。現在はまだオープンβテスト段階だが,これによりGamers FirstでGlobal MU Onlineをプレイしている人は,ゲーム内に追加されるメニューを通じ,さまざまなアイテムを購入できるようになる。PlaySpanにとっても,このGlobal MU Onlineが最初の対応ゲームとなる。

 K2 NetworkのCEOであるJoshua Hong氏は,「PlaySpanのマイクロトランザクション技術は非常に信頼性が高く,違法なRMT業者と戦う新しい方法であり,また世界中のデベロッパ/パブリッシャが直面するゲームバランス問題に対する解決策でもあると信じています」とコメントしている。同社がサービスしている日本でもおなじみのタイトル,「WarRock」「Knight Online」「Red Stone」そして「Sword of the New World: Granado Espada」などにも,PlaySpanの技術が採用されるのかについては未定だ。

引用元:arad rmt

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